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新着情報・改正情報

心理的負荷による精神障害の労災認定基準が改正されました

2023.9.1厚生労働省より、「心理的負荷による精神障害の認定基準」が改正されたことが公表されました。

厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34888.html

【認定基準改正のポイント】
1.業務による心理的負荷評価表の見直し
2.精神障害の悪化の業務起因性が認められる範囲を見直し
3.精神障害の悪化の業務起因性が認められる範囲を見直し

1.業務による心理的負荷評価表の見直し
(1)具体的出来事「顧客や取引先、施設利用者等から著しい迷惑行為を受けた」(いわゆるカスタマーハラスメント)が追加されました。
(2)具体的出来事「感染症等の病気や事故の危険性が高い業務に従事した」を追加されました。
(3)心理的負荷の強度が「強」「中」「弱」となる具体例が拡充(パワーハラスメントの6類型すべての具体例の明記等)されました。

2.精神障害の悪化の業務起因性が認められる範囲の直し
 悪化前おおむね6か月以内に「特別な出来事」がない場合でも、「業務による強い心理的負荷」により悪化したときには、悪化した部分について業務起因性が認められるようになりました

3.医学意見の収集方法を効率化
専門医3名の合議により決定していた事案について、特に困難なものを除き1名の意見で決定できるよう変更されました。

(2023/09)

 

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